先日、中川内科医院を訪れた。学生時代から、肩凝りがひどくて漢方で治せないかとずっと思っていたからである。いつもは患者さんにマイナンバーカードをカードリーダーに通していただいていたが、今回は自分が通す側となると、少し緊張する。おおよそ30分待っていたかと思う。看護師さん? に今回の症状について聞かれる。結構詳しいことまで聞かれた。あまりない感覚を味わう。また、椅子に腰を掛け、待つ。
名前を呼ばれ、初めての対面。肩凝りがあるということ、「漢方と診療」を読んで、中川先生のことを知ったことなど色々と話した。私の苗字が珍しくどこの出身なの?と聞かれた。
診察は、望診、聞診、問診、切診の4つである。舌の状態を確認し、脈の浮沈を診て、ベッドに横になりお腹を手で触っていただいた。
結果はいたって健康体で、漢方で治療する必要はないと言われた。念のため肩凝りがひどい時に頓服としてオースギの葛根湯を出していただいた。名医は出す薬は最小限なのである。どれだけ先生は漢方について研鑽を積んでこられたのかその一端を垣間見たような気がした。後日、図書館に行き、本を眺めていたら、先生が書いた「漢方精選300例:症例による日常外来診療の実際」(源草社)を偶然発見した。何かの縁を感じた。
以前よりお会いしたかった中川先生にお会いでき、充実した一日であった。
※画像は漢方 Rokugou Mediaより引用させていただいた。

